よくある質問

治療したが、噛めなくなった、顎の調子が悪い(痛い、音がする)、歯が動いてきた?

当院には、お口の状況が困ったという患者様が、遠方からも来られます。

よくあるのは、他院で治療したが、調子が悪いです。

当院は、そのような方にも、対応できる体制を整えております。

目次

今回は他院で治療後、噛めなくなった、顎の調子が悪い(痛い、音がする等)、歯が動いてきた患者様へのお話をしたいと存じます。

上記のような症状が、すべてではなく、一部、出てくる場合もあります。

例えば、噛めないだけとか、顎の調子が悪く、音だけするとか、歯が最近、動いてきたが、噛めるとかです。

また、症状が改善して、噛めなかったのが、噛めるようになる、顎の調子も悪いのが痛くなり、音もあまりしない等の一見改善したかのように思えても、

食事や会話する事を日々、優先しないといけないので、身体は、顎の関節を変形させて、機能維持をします。

長い目で見ると、どこで噛んで良いかが分からないなどの噛み合わせの不安定を生じたり、肩こり、偏頭痛を起こす原因の一つになります。

顎関節の変形

原因は、治療した歯科医師の噛み合わせについての知識・技量が無いためです。

噛み合わせに付いての知識・技量のない歯科医師は、患者様の噛み合わせを診るのに、咬合紙という、赤い紙や黒い紙、青い紙を使用のみで咬みあわせの診査、診断をします。

もちろん、簡便で良い方法です。

しかし、一部の歯の噛み合わせのみを診ており、本来の全体の噛み合わせの状態を診ているのではありません。

下の写真のように咬合紙を使用して、強く当たるところを削るのみが、更に、噛めなくなる事となったり、顎の調子が悪くなります。咬合紙

本来の噛み合わせとは、顎の関節の位置と上下の噛み合わせを診て、安定しているかみ合わせか、どうかを判断します。

顎の関節の位置を診ていく事が重要です。

そのための診断、治療は、顎関節症の項目に記載しております。

重症化(顎関節の変形等)となると、治療の難易度もあがり、治療期間も長引く傾向にあります。

症状があれば、できるだけ、早く、ご連絡をして頂き、診せていただけるとスムーズな治療で結果も良い方向に向かう可能性が高くなります。

ご検討をください。