2026年永田デンタルクリニック年始会報
2026-21号
企業理念 「 スタッフ全員で、患者中心主義で診療を行います。 」
☆患者中心主義とは・・・
口腔内の疾患の多くは生活習慣病のため、患者さん自ら口腔内の健康を得ようとする気持ちが起こるように支援することです。
ご来院の皆様
私どものシステムをお知り合いの‘歯’で困っている方々にもお知らせいただけますと幸いです。
ホームページ ( 診療日、休診日、新しい治療法などの情報 ) を、今年もご覧ください。
http://nagata-shika.net/ 皆様からのご意見、ご感想をお待ちしております。
当クリニックの年始は、1月5日(月曜日)午前9時より診療いたします。
院長所感 院長 永田眞一
明けましておめでとうございます。
皆様、お正月でご自宅でくつろいでいる方も多いのでは?と思います。今年から、わかばクラブは紙媒体から電子媒体となりました。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
今年は、国民皆歯科健診についてお話をしたいと存じます。皆さん、現在政府が検討中の「国民皆歯科健診」をご存知でしょうか?これは、年齢に関わらず国民全員が定期的に歯科健診を受けられるようにする制度です。2022年に提言されて、2025年頃の導入を目指しておりますが、昨年2025年時点では、まだ検討中となっております。目的は、口腔の健康を守り、早期発見・早期治療を促す事で、将来的医療費の抑制と考えております。今、健診が義務化しているのは、乳幼児から高校生までです。これを全世代に広げることは、口腔の健康を守る観点から良い方向であります。また、実現に向けての情報がありましたらご報告したいと存じます。
永田デンタルクリニックは、開業当初より定期的歯科健診の早期発見・早期治療はもちろん、定期的な予防検診メンテナンスを推奨して参りました。ようやく、良き方向に向かってきたと安堵しております。
今年の記事は、「歯ぎしり、口呼吸も歯並びに悪影響」についてです。予防歯科の観点から記載しておりますので、ぜひ一読して頂けるとありがたいです。
今年も当クリニックは、患者様のお口の健康維持にスタッフ一同努めていきたいと存じます。
今年もよろしくお願いいたします。
| 杉 本(衛生士):あけましておめでとうございます。
明るく楽しい一年になりますように。今年もよろしくお願いします。 中 崎(衛生士):新年明けましておめでとうございます。 皆様のお口の健康を維持できるように歯科衛生士としてサポートしていけたらと思います。 尾 上(受付) :あけましておめでとうございます。 お口も体も健やかな一年になりますように。今年もよろしくお願いいたします。 |
診察目標 ~いつまでも楽しい食事ができるように~
当院はその場限りでなく、5年、10年先を考えた治療計画を立てますので、お口のトラブルがなく長持ちする治療を提案します。結果として、食事で色々なものがスムーズに咬み続けられ楽しい食生活を送られます。
そのための歯科医学的見地からの治療が必要です。歯科医学的見地での治療は以下です。
全顎治療
1本の治療のみを行う治療は、他の歯とのバランスを考えていませんので、具合が悪くなります。お口全体の治療を行うと問題を軽度な部位も処置していけるので、重症化予防となり長持ちします。
安定した噛み合わせ治療
長持ちするためには、咬合が最重要です。咬合を加味した治療です。単なる咬合紙による調整のみならず、半調節性咬合器、顎機能検査を行い、 適正な噛み合わせを確定して治療を行います。
徹底したメンテナンス
あくまで治療は、感染している部位を削除して詰め物や冠をかぶせていくため、元の綺麗な歯にもどりません。そのあとが重要です。虫歯や歯周病などの病気を止める必要があります。その方法がメンテンナスです。1~3か月に1回、メンテンナスを行う事により、虫歯や歯周病の再発率は低下します。咬合の安定を図り、食事がスムーズになります。メンテンナスは専任の衛生士が付き、専門的なお口のケアの方法と、クリーニング、ドクターの咬合のチェック説明、調整を行います。更に、健康・食生活のサポートアドバイスも行っています。
口呼吸も歯並びに悪影響
鼻で呼吸しているつもりでも、無意識のうちに口呼吸をしている子どもがいます。口呼吸がさまざまな病気の原因になり、歯並びも悪くしていきます。
・歯の位置が不安定
舌の位置が不安定→唇も閉鎖していないので、舌や顎がアンバランスになる。
・顎の発育不良が口呼吸により起こりやすい
口の周囲の筋肉の働きが悪い場合が多く、顎の発育不良を起こしやすい。
・口唇の筋肉低下がみられる場合もある
口呼吸が習慣化すると、口唇の閉じる力が弱くなり、舌が前に押し出され、口輪筋(口の周りの筋肉)のバランスが悪くなり歯並びが悪化する。
・不正咬合の種類にも口呼吸は関係する
舌が上の前歯を押し出す→上顎前突(出っ歯)
舌が下の前歯を押し出す→下顎前突(受け口)
上下の前歯の間を押し出す→開口
・狭窄歯列やV字歯列の歯並びに影響
舌が上顎に付かないと発育不良になり、歯列は舌と頬の筋肉の中間に存在して、頬の筋肉が相対的に舌より強くなるので、歯列が内側に押されて起こる。
・ドライマウスになりやすい
口を常に開けっ放しになるため、口の中が乾燥してドライマウスになる。その結果、唾液の量が減り、歯に細菌が付着する量も増え、むし歯や歯周病、口臭にもなりやすくなります。
・アレルギー性鼻炎や免疫が低下しやすい
鼻の機能は、呼吸だけではなく空気中のカビや細菌などを排除するフィルター機能があり、また、外気を副鼻腔で温めて加湿し喉を保護する機能もあります口呼吸だと、これらの機能が働かず免疫力が低下したり、アレルギー性鼻炎や細菌性ウイルスの疾患になりやすいです。
・睡眠時無呼吸症候群になりやすい
睡眠時に口呼吸をすると舌が喉の方に下がり、気道を塞ぎ、鼻から空気の流れを遮断します。その結果、肺へ酸素が十分に行かず起こります。
・集中力の低下
口呼吸は鼻呼吸に比較して酸素の取り込み量が少なく、脳への供給がされないため集中力が低下する。
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口呼吸への対応
乳歯期から唇をスプーンに持っていくようにし、食べ物は細かく切らず、前歯でかみ切り奥歯でかみ砕くように食べて、舌や唇、頬を正しく使うことが大切です。
歯ぎしりについて知っていますか?
歯ぎしりをすると様々なトラブルが起こります。
≪トラブル≫
・詰め物がよく取れる、破折する、起床時の顎の痛みやダルさ
・知覚過敏 ・歯にひび割れが起きる ・歯を支える骨が盛り上がる、(これを骨隆起という) ・食いしばりで目が覚める |
いずれにしてもお口への影響をみてもらうためには歯科医院での受診が大切です。
≪歯ぎしりのセルフチェック≫
| ①日中、集中している時に上下の歯を当てたり、食いしばったりしていることがある
③頬や舌に歯を押し付けた跡が残っている ④歯ぎしりしていると近親者に言われたことがある ⑤歯がすり減って短くなってきている ⑥知覚過敏の歯が多い |
★歯ぎしりを止めるという治療法はありません!しかし、お口への悪影響を最小減にすることはできます。

当医院では、マウスピースを作成しており、トラブルを改善しています。
その他にも、歯ぎしりを根本的に減らすために「認知行動療法」という生活習慣の改善をするため、歯ぎしり食いしばりなどの原因となる習慣行動を取り除くことができるようなご指導をします。
②朝起きた時に頬の筋肉が張っている(こっている)ことがある