小児歯科
常に成長する子供の歯を考え、会話、食事、顔貌の成長をサポートしてゆきます。
子供たちの歯と未来を、豊かなものに。
子供たちの笑顔が見たい。それが私たちの願いです。
小児歯科は、子供の歯とそれに伴う顎の成長に問題(虫歯、かみ合わせ不正)が発生した場合に対応する治療です。
子供の歯は大人の歯と違い、小さくて歯磨きもしづらく虫歯ができやすかったり、かみ合わせが変化しやすいのが特徴です。
子供たちの元気な笑顔を見るためにも、子供のころから健康な歯を維持することが大切です。
子供の歯を大切にすることが、新しく生える歯の未来と顎の成長と、顎関節と顔貌(顔のゆがみ)等を左右します。
大人と違い、子供特有なのは、歯が子供の歯であり、顎が成長段階にあるということです。
それに伴い、歯並び、かみ合わせがダイナミックに変化することなどもあため、子供には小児歯科の知識と経験を持った歯科医の処置が必要になります。歯の萌出により、顔貌のゆがみ、顎や顎関節の成長がコントロールされており、重要な時期です。
子供の乳歯の段階での虫歯やかみ合わせの悪さは、大人の歯へと生え変わる時の歯並びやかみ合わせに大きく影響してきます。そのため成長に応じて定期的に、異常に陥っている状態の歯(虫歯、かみ合わせ不正)を正常にしてゆく治療が重要になってきます。
当クリニックの小児歯科への取り組み
- 予防歯科を中心に考えて虫歯の再発を防ぐために徹底したメンテナンスを行っております。
- 虫歯処置はもちろん、成長発育を考慮した歯並び、かみ合わせ、食事の問題、姿勢等も考慮した治療を行います。場合にはよっては、小児歯科矯正治療を行います。
- 歯科に対する恐怖心があったりするお子さん様は、初期の虫歯には、サホライド塗布等を行い、強制的な押さえつける治療は行いません。
- 長期的な展望で、将来の大人になっていく事を想定した治療を提案します。
フッ素塗布
2パーセントフッ化ナトリウムを使用して、虫歯になりにくくするために、歯に塗布します。WHO(世界保健機関)も、フッ素塗布の効果は認めて推奨しております。
年4回は最低塗布すると、20パーセントの虫歯抑制効果があることを報告されております。
塗布後20分は飲食は避けるようにしてもらうと、フッ素の効果が良くなります。
シーラント処理
虫歯になりやすい部位であるかみ合わせの面の溝に、クリーニングしてから、合成樹脂を流し込む処置です。
溝は手入れが困難な場合が多く、良く虫歯なります。シーラント処置を行うと、その部位から虫歯の発生を防ぐ事が出来ます。
しかし、やはり、歯垢(プラーク)の付着が多いとシーラント処理した周囲から、虫歯になるので、定期的なメンテナンスによる必須となります。
サホライド塗布
サホライドは、硝酸銀の液体です。歯の虫歯になっているところに、サホライド塗布すると、銀イオンが沈着して、虫歯菌に感染して柔らかくなっている歯質を
硬くして虫歯の進行を遅らせます。塗布は、最初、週に1回で連続3回塗布すると効果があります。その後は、歯質が柔らかくなると塗布が必要です。
どうしても、従来の虫歯治療の削ってゆくことに抵抗のあるお子様には、有効な方法です。
当クリニックでは、恐怖心の強いお子様に使用させていただき、成長と共に恐怖心が無くなるまで使用していきます。