歯周病
歯周病は適切な治療が早急に必要です。
初期から末期まで、歯周病はおまかせください。
自覚症状がなく、気づきにくいのが歯周病です。歯周病は慢性の病気です。
歯周病は、虫歯と違い、歯はきれいな状態ですが、歯ぐきが腫れたり、ひどくなると顎の骨が腐って最後には歯が抜けてしまう怖い病気です。
また、痛みは末期までなく、自覚症状があまりないので、病気が進行し手遅れになりやすい病気です。進行は、16歳ごろから、始まり、末期なるのが40歳代後半から50歳代です。
40歳代の日本人の80%が歯周病にかかっているといわれています。
一番、お伝えしたいのは、歯周病は慢性な病気です。風邪、インフエルエンザ、コロナのような急性の病気ではありません。慢性の病気は治療して完治する事が困難な病気です。
慢性な病気である糖尿病や高血圧症などの治療と同じように、重症化しないようにする周期的治療が効果的です。
そのためには、以下の治療を順次行います。つまり、歯科ドック、相談、治療、メンテナンスを順次に徹底的に行う事が重要になります。
治療内容
治療は、適切な診査・診断を行い、適切な治療をほどこすとにより、歯周病による病状の改善ができます。当クリニックでは、以下の手順で歯周病治療をおこなっています。
1. 歯科人間ドック
模型検査、レントゲン検査、歯肉検査の3つの検査を行い、現在の症状を検査します。これにより、患者様の病状の重症度、問題点が的確にわかります。
次の相談時に患者様に個別的な原因、原因除去するために施術を提案できます。そのため、歯科ドックは、大変重要です。仮に、歯科ドックをせずに治療計画を立てると
必要な処置を必要な部位に施されず、治りがうまくいかない状況になり、患者様の貴重な時間と費用と私どもの労力が無駄になります。
歯科ドックを受けると、的確な診査と診断ができ、患者様の貴重な時間と費用を効果的に治療に費やす事ができます。
2. 相談
ご本人のお話をしっかりお聞きし、ご希望に沿った治療計画案を一緒に検討いたします。もちろん、専門家として、歯周病への治療内容を細かく、丁寧にお話をしてゆきます。
治療計画の提案書を作成してゆきます。患者様の希望がさらにあれば、再度、治療計画を修正して、後日、治療計画案をお出しします。
3. 治療
病気に侵されている部位を処置してゆきます。
以下の順番で処置を行います。
- 予防プログラム(バクテリアを減らすプログラム)-歯科衛生士が担当します。
- スケーリングー歯ぐきの上の歯石等を除去します。
- SRPー歯ぐきの中の歯石・バクテリアを除去します。
- 再評価ー歯ぐきが良くなっているかを検査します。
- FOPー重症な歯周病の方の歯周外科処置(以下のYouTube参照)です。
- 再評価ー再度良くなっているかを診る検査です。
4. メンテナンスー非常に重要
健康な状態を維持し続けるための治療です。
病状に応じた歯周病の処置
- 予防プログラム
- 歯周基礎治療 -軽症~中等度までの歯周病はこの治療まででOKです。歯ぐきの深さが5ミリ以内です。治療は、キュレットタイプのスケーラーで歯茎の中のバクテリア除去です。
- 歯周外科治療ー中等度~重症な歯周病は、この治療まで必要です。歯ぐきを↓のyou tubuの術式のような処置を行います。
歯周外科治療には、切除療法と再生療法があります。
切除療法
再生療法
当クリニックでは、患者さまの、
ご希望に沿った歯周病治療をご提案いたします。