プラーク/歯垢とは

歯に付着した細菌が繁殖した塊です。(歯を爪で引っかくと取れる白い塊のこと)食べ物に含まれる糖分をエサに増殖した細菌の塊は、プラーク1㎎あたりおよそ1億個以上の細菌が存在していると言われています。虫歯や歯周病の原因となるため、ブラッシングで取り除くことが口腔ケアの基本となります。

☆歯垢の種類☆

歯垢は付着する部分によって、それぞれ歯肉縁上プラークと歯肉縁下プラークに分類されます。歯肉縁上プラークは、歯の表面に付着し虫歯や歯周病を引き起こす恐れがある連鎖球菌やグラム陽性桿菌が生息しやすく、歯肉縁下プラークは、歯と歯ぐきの間の深くなった溝(歯周ポケット)に溜り、歯周病を引き起こして歯周組織を破壊する恐れのある歯周病菌が生息しやすいと言われています。

プラークは歯ブラシや歯間ブラシなどで落とすことが可能なので、日々のケアでプラークの発生を防ぐことが大切です。