間食の取り方と歯磨き粉について
虫歯のメカニズム
もともと、皆さんのお口の中のPHは、ほぼ中性を保っています。
しかし、糖分を含むものを飲食するとお口の中は酸性に傾き、20分間ほど歯が溶けやすい状態になります(脱灰)。
そして、もとの中性に戻るには1時間ほどかかります。
人の唾液にはお口の中を良好な状態に保つ機能が多く備わっていて、唾液の中のミネラル成分が約30分から1時間弱くらいかけてゆっくりと中性に戻す働きを繰り返しています(再石灰化)。
お菓子やアイスクリームの間食もそうですが、例えばジュースなども一本を30分ごとに5回に分けて飲んだとすれば5回の間食をしたことになるのです!このことから食べ物の量や糖分の量より、摂取した回数が重要になります。
なので、だらだら食べをしないで時間を決めて飲食をするようにしてください。(水やお茶は除く)
つまり、飲食することがいけないのではなくてだらだらと飲み食いしてしまうことが虫歯を作ってしまう原因になるのです。
このことからジュースやスポーツ飲料、アイスクリームなど…他にも間食は時間を決めて!…めりはりを心がけて下さい!

虫歯になりやすいお菓子について
・虫歯になりやすいお菓子
キャラメル、ドロップ、カステラ、チョコレート、クッキー・ビスケット、グミなど
虫歯になりずらいお菓子
スナック菓子、ピーナッツ、アイスクリーム、せんべいなど
*虫歯になりやすいものは、砂糖をたくさん含むのや歯にくっつきやすいものです。
また、お菓子だけではなくて果汁入りのジュースやスポーツドリンク、清涼飲料、ヤクルトなどの飲み物も砂糖がたくさん入っていて虫歯になりやすいです。
虫歯を防ぐルール
食べたあと飲んだ後はすぐにうがいをするか歯を磨くようにしましょう。
歯磨きするときは歯磨き粉は必要?
歯磨き粉は、プラークを落とすだけなら必須ではありませんが虫歯や歯周病などを予防するためフッ素を取り入れるためには必要になります。
歯磨き粉の基本成分
1基本成分
⑴清掃剤(研磨剤)
歯の表面の汚れ(プラークや色素沈着物)を除去する効果があります。研磨剤が高いほど除去効果に優れていますが、歯の表面を傷つけてしまう恐れがあります。
⑵湿潤剤
歯磨剤に適度な水分を保ち、形状を安定させる働きがあります。これによって歯磨剤の操作性はよくなります。液体歯磨剤にも配合されていますが、これは低温での凍結防止や稠度の調整が目的になります。
⑶発泡剤
口の中で歯磨剤を拡散することで、有効成分をいきわたらせるとともに洗浄作用があります。発泡剤の効果としては、唾液中の細菌数の減少、プラークの付着抑制が報告されています。
⑷粘結剤
個体成分と液体成分を結合させることで、適度な粘性をたもたせて歯磨剤の形を保つ働きがあり、粉および液体歯磨剤には配合はされていません。
⑸香味剤
香りや味などを調整し、歯磨剤の使用感をよくします。近年では、甘味料としてキシリトールが配合された歯磨剤が多く市販されています。
⑹保存料
歯磨剤の変質を防止します。
2薬用成分
う蝕予防、歯周病予防、象牙質知覚過敏対策、歯石の沈着予防などの目的で配合されています。
※歯磨き粉を使用するときの注意点
・強く磨きすぎると歯の表面(エナメル質)を削る原因になるため、知覚過敏やインプラントがある方は注意をしましょう。
・子どもが使用する場合は、年齢に合わせた適切な量を守る必要があります。
・歯磨き粉を使用して歯を磨くと泡が多くでて口の中が満たされるため「磨いたつもり」になりやすく、実際には磨き残しが生じる可能性が高いです。もし、それを防ぎたいのなら泡立たない歯磨き粉(低発泡剤の歯磨剤)もあるのでおすすめですよ!
歯磨き粉の正しい使い方
すすぎは少なめに
うがいを何度もするとフッ素が流れ落ちてしまうため少量の水でうがいは1回程度にしましょう!