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かみ合わせが決まる大切な時期

「虫歯予防」の次は「歯並び・咬み合わせ予防」へ!いま歯科業界に求められる新たな課題

近年、ブラッシング指導、フッ化物応用などの口腔衛生の概念とその実績により、年々、虫歯になる人は減少傾向にあり、虫歯予防が浸透しつつあります。
その結果、抜髄から抜歯に至る最悪なケースも減少しつつあります。一方、歯並び、咬み合わせがひどくならないための統一した予防方法は、虫歯の予防方法ほど確立されているとはいいがたいのが現状です。
歯並びや咬み合わせに異変を生じさせる原因は様々な理由が考えられます。これは、一生を通じて審美的のみならず、機能的に大きな問題を引きずることになります。
さらに、顎骨の歪みを元に戻ずには相当な時間と労力が必要になります。
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そこで、この問題に対する糸口を、乳幼児期から学童期における歯の萌出と顎骨の成長発達を中心に考えてみます。そして、「早期治療」の「早期」とは、いつから始めることなのかを考察していきます。

顎骨の成長発育

歯並び、咬み合わせわせを考える場合、顎骨の成長発達が一番のキーになります。なぜなら、先天的欠如を除けば、顎骨の成長を迎える前に、すでに歯は骨の中で完成されており、基本的にその形態を変えることはありませんが、骨は環境によって大きく変化します。特に、成長期はこの現象が最も著しい時期です。顎骨の大きさは成長に伴って変化し、その結果、歯は萌出してきます。逆に、歯の萌出に伴って顎骨の形態は変化していくのです。

顎骨面は、神経型および一般形の成長発育の経過をとると考えられています。脳は4〜5歳で成人の約80%、6歳で約90%の成長をとげ、12歳でほぼ100%になることが知られています。脳の成長は、脳頭蓋底の成長に密接に関連し、当然そこにつながる上顎骨の成長に影響を及ぼすものと考えられます。

顔面の成長は均等に起こるものではなく、上顔面、中顔面、下顎面の順に成長スパートが始まります。そのため、下顎骨は成長段階で、頭蓋底、並びに上顎骨の成長の影響を受けることは十分考えられています。顎顔面の成長は、男子で5歳〜15歳くらいで、女子では5歳〜13歳ぐらいで最も顕著にみられます。鹿児島 歯医者歯 鹿児島歯医者男女子供

さらに、頭蓋骨は上下の歯と歯の接触によって顎骨に力学的負荷が加わり、成長していくと考えられており、顎骨が偏位する方向に力が加われば顎骨の歪みが生じ、それに伴って顎関節症のリスクも高くなってきます。そのため、悪循環を作っている因子は、早めに取り除いておかなければなりません。

さらに、この時期に特徴的な現象は、骨のモデリングです。骨にはモデリングとリモデリングのいう現象が存在し、形態が維持されているのですが、骨のモデリングは、主に成長段階において活発で、新な部位に骨を形成できる機構を有し、骨吸収の部と骨形成の部が異なるために骨の大きさや形態に大きな変化が生じます。一方、リモデリングは成長した骨格において、古くなった骨が除去(吸収)されると、その部分に新たな骨を添加させる機構であり、基本的にその形態を変えません。鹿児島 歯医者 骨

つまり、顎骨の成長段階においてモデリングという現象が生じているからこそ、骨が大きくなっていく、かつ形態を変えていくのです。顎骨の成長が終わる-すなわち、モデリングが終われば、骨形態をそのものをかえることは非常に困難であることがこのことからも理解できます。ゆえに、「咬合」を考えるうえで、顎骨が成長する乳幼児期並びに学童期は、ヒトの生涯においても最も重要な時期と言えるのです。

親知らず(智歯)の問題

智歯の影響はいつからでるのでしょうか?智歯が萌出するのはおおよそ18歳以上と言われていることから、顎骨の成長が終わるころから萌出してきます。この時、智歯の萌出スペースがない場合、手前の歯に悪影響を及ぼすことが見受けられます。さらに、顎骨の成長段階で、智歯の萌出スペースが確保できるかどうか、ある程度は予測できますので、今後咬み合わせに悪影響が出ないようにあらかじめ抜歯することもあります。鹿児島 歯医者 智歯

矯正治療についての、詳しい対応方法等は、「矯正治療の詳細・流れページ」

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