デンタルフロスとは?
デンタルフロスとは、歯ブラシでは届かない歯と歯の間の細かい部分の汚れを落とすためのアイテムです。
歯ブラシのみでの歯磨きですと、歯と歯の間にはプラークと呼ばれる歯垢がまだ4~3割ほど残っているといわれています。このプラークは虫歯・歯周病・口臭などすべての原因となり得るのです。虫歯や歯周病は気づかないうちに進行していっていることもあります。痛みが出だしてからですと時間もお金も費やす大がかりな治療が必要になったり手遅れになってしまったりする場合も・・・。これらを予防するためにはデンタルフロスはとても効果的なアイテムです。
ぜひ、歯ブラシ後の習慣として取り入れましょう。
デンタルフロスは2種類
デンタルフロスには、主に大きく分けて「糸まきのタイプ」と「ホルダータイプ(取っ手付き)」の2つのタイプがあります。
①糸まきタイプのフロス
糸まきタイプは、1本のフロスを指に巻き付けて使います。最初は使うにはコツが必要なため、デンタルフロスに慣れないうちはホルダータイプをおすすめしています。
≪ 使い方 ≫
①糸を30~40センチほど引っ張り出し(お好みで〇)、3センチほど残して指に巻き付けます。
②指に巻き付けてピンと張るような形になったら、歯の間に優しく入れ込み小さく前後上下に動かします。
③ゆっくりと糸を引き出し、最後に軽くうがいをします。
※糸を入れ込むときや引き出すときに、ひっかかる感じがある場合は詰め物や歯石が原因となっている場合があるため、無理に通そうとせず歯科医院で歯科医師や歯科衛生士に相談してみましょう。
糸まきタイプのフロスは一度歯の間に通した後、もう一度糸を引き戻して歯の間を通すのではなく糸をスッと引き抜くようにすることで、ひっかかりがある部分にも使うことができます。

②ホルダータイプのフロス
ホルダータイプのフロスは糸ようじとも呼ばれることがあります。このホルダータイプは糸まきタイプのフロスと比べて、指でつかむ持ち手がついているのでフロスに慣れていない方や手先が不器用だと感じる方におすすめといわれています。

使い方は糸まきタイプとほとんど同じです。歯の間に少しずつ入れ込み、小さく前後上下に動かしたら、ゆっくりと引き出します。糸まきタイプと違う点は、一度歯に通すと糸の片方を離してスッと引き抜くことができず、再度歯の間を通らせないと引き出すことができないというところがあります。
また、糸まきタイプのものと比べてホルダータイプのフロスはすでにピンと張った状態を片手で使えるので、奥歯の清掃がしやすいという点もあります。糸まきタイプは両手を使わないといけないため奥歯の清掃は難しく、手も汚れてしまいます。

ホルダータイプのフロスは誰でも使いやすい反面、使い捨てのものが多くコスパが悪いと感じてしまう方もいるかと思います。コストを気にされる方は、糸まきタイプのフロスがコスト面では向いています。
また、フロスにはワックス付きのものとワックス無しのものがあります。
ワックス付きのフロスは滑りが良く、歯の間に入れ込みやすい特徴があるため、歯と歯の間の隙間が特に狭い方や歯並びが悪いと感じる方におすすめです。ワックス無しのフロスは滑りにくさがありますが、より細かいプラークを取り除くことができます。
他院で詰め物、冠をいれたが、歯の間にフロスが入らない、ひっかかる?
自分に合ったフロスを選ぶ
歯の間が広い部分は、フロスではなく「歯間ブラシ」を使うようにしましょう。フロスは年齢問わず必要なアイテムです。小さいお子さんは自分で行うことが難しいため、ぜひ保護者の方がフロスをしてください。
自分自身の歯にどんなフロスが合っているのか、うまく使い方がわからない・うまく使えないというようなお悩みのある方はぜひ歯科医師や歯科衛生士へご相談ください。
虫歯や歯周病予防には日々の習慣がとても大切です。ぜひ毎日の歯磨きで、歯ブラシに1つ付け足してより徹底的に健康的な歯を守るようにしましょう!
