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歯科材料の素材はどんなものがありますか?

😀歯科で用いられる材料も日常生活で身の回りにあるものと同じように、有機材料、無機材料、金属材料から成っております。これらは三大材料と呼ばれていますが、これらの材料の特徴をよく理解すれば、歯科治療を受けられるときの患者様の判断材料となります。

 

セラミックとレジン

金属

 

セラミックとレジン

 

 

 

金属の詰め物です。

 

有機材料(レジン)

有機材料は炭素を骨格とする化合物の総称で、合成される有機高分子には、塊状、ゴム状、繊維状などがあります。歯科でよく用いられるレジンという言葉は、同じ有機材料からなるゴムや繊維に対して、塊として一定の強度を示すものを指します。有機材料は軽く、熱や圧力により変幻自在にであるため、加工が容易であります。

有機高分子の生成は、有機高分子化合物を構成する最小単位の分子をモノマーといいます。モノマを繰り返し結合して分子量の大きい化合物にしたものをポリマーと言います。

モノマーをポリマーにする工程が重合です。

重合機構は以下の三つに分類されます。

1、付加重合というものは 熱、薬品、光などの作用で分解した重合開始剤がモノマーを攻撃し、活性化したモノマーが連鎖的に隣のモノマーと繋がっていく反応です。

光重合型:可視光線照射で重合開始をします。

常温重合型:薬剤を用いて化学反応により重合を開始します。

加熱重合型:加熱により重合が開始します。

マイクロウェーブ重合型:電子レンジを用いてマイクロウェーブの作用をおこないます。

2、縮重合:モノマ同士が水などの副生成物を脱離しながら、 大きな分子を生成する反応です。

3、重付加:縮重合と異なり、モノマー同士が何も放出せずに高分子になる反応です。

一般的性質として、

〇密度が小さい

〇熱膨張係数が大きい

〇形成が良いである

〇熱や電気を通しにくい

〇腐食しにくい

〇有機溶媒に溶けやすい

〇金属より機械的強度が劣る。

無機材料(セラミック)

セラミックですがセラミックとは固体の無機材料のことを指し、その性質は硬く、脆く、融点が高いのが特徴で、身近なものとしては陶磁器をイメージしてもらえば良いと思います。歯科材料としては石膏や埋没材、研磨剤、レジンのフィラーなどに用いられます。

構成と成形

歯科用セラミックを構成している物質はシリカ、アルミナ、酸化亜鉛、硫酸カルシウム、ハイドロキシアパタイトなどであり。これらを単独、化合物、複合物として用います。

成形方法:科学的硬化反応、焼成、鋳造加工があります。

一般性質

〇融点が高い。
〇化学的に安定している。
〇生体親和性が高い。
〇透明性が高く、審美修復に最適である。
〇熱や電気を伝えにくい。
〇硬いが脆いという性質があります。

金属材料(金属)

レジンやセラミックと比べて弾性係数が大きく、硬く、靭性があり、修復材料として強度の面では申し分がありません。一方で審美性は全く期待できず、さらに過酷な口腔環境では耐食性についても注意深く見守る必要があります。歯科保健医療用に用いられる金属は主に金銀パラジウム合金で、主成分の銀が硫化によって黒変しやすいため、金やパラジウムの添加で抑えております。

一般的性質

〇展延性が良く、加工しやすい。
〇様々な種類の力に対して強い。
〇熱や電気をよく伝える。
〇金属光沢を持っている。
〇固体体状態で結晶であります。

😀以上が歯科材料の素材です。

交通アクセス

住所:〒890-0055 鹿児島県鹿児島市上荒田町20-10


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  • 市電たばこ産業前、市電中洲通りから 徒歩3分
  • JR鹿児島中央駅から、徒歩15分、タクシー5分