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スポーツマウスガードって何!?

2019年の日本でのワールドカップ開催で、注目が集まったラグビーですが、ラグビーをはじめとするコンタクトスポーツではマウスガードが不可欠です。しかし、市販の既製マウスガードで済ませている方も多くいます。歯科医院でマウスガードを製作するほうが、より自分の今の状態に合ったマウスガードを作ることができます。鹿児島 歯医者 スポーツマウスガード

●マウスガードは歯のヘルメットです。
(マウスガードは自分のケガを防ぐだけではありません)

マウスガードが予防する歯やお口のケガは、転んだりぶつかったりというものだけではありません。食いしばりによる歯や修復物の破損、脱落、歯の摩耗を防ぎ、舌や頬を咬んだ際の自傷予防も含みます。これらは、歯や骨、お口に加わる衝撃をマウスガードが吸収・分散することによるものです。八重歯や上顎前突(出っ歯)など鋭利な歯の先端をカバーして、他のプレイヤーに危害が及ぶことを防ぐ傷害予防の目的もあります。

マウスガード装着による安心感がパフォーマンスに良い影響を与えるという心理的効果もあります。自らの身体を適切なプロテクターを使ってしっかり守ることにより、より精神的な安心を得て、最大限の力を出すことができます。その他に、マウスガードを装着することにより脳振盪の発生を抑制するという報告もあります。また、下顎を固定・安定する作用によって集中力が増すことが期待できます鹿児島 歯医者 マウスピース

●既製品マウスガードとの違い

インターネット販売やスポーツ用品店で購入できる既製品は、安価で手軽ですが、大半がフリーサイズとなっています。使用者自身が作るため、細かい微調整ができず、結局数回着けただけでやめてしまうことになったり、外れやすく、咬み合わせも不安定になることがほとんどです。そのために、競技中に必要な言葉によるコミニケションが取りづらくなったり、息苦しさを感じることがあります。

せっかくマウスガードを作るのであれば、専門的な機器や材料を使い、専門家である歯科医師が精密に作るカスタムマウスガードをお勧めします。選手のお口の中の特徴や競技種目の特徴を考慮して作られます。そのため、競技のパフォーマンスを損ねることなく快適に使用できます。

●マウスガード装着時の適切な状態

どこか痛いところがあったり、しゃべった時に外れる感じはないか、また、噛み合わせがしっくりきているかが大事なポイントです。簡単に外れてしまったり、締め付けがキツければ着けられませんし、いまは痛みがなくても、練習で長時間使用していると不具合が出てくることもあるので、実際にプレーで使用した後も、一度チェックをさせてもらえると安心です。

●損傷と劣化を防ぐ正しい扱い方

お口のケガの多くは試合中よりも練習中に多く発生するので、マウスガードは練習時から使用しましょう。お手入れについては、マウスガードは比較的軟らかい素材でできているため、色や臭いがつきやすく、熱に弱い性質があります。歯ブラシで磨くと細かな傷がつきます。同じ理由で、研磨剤入りの歯磨き剤も避けるようにしましょう。
専用の洗浄スプレーか洗浄剤を使うようにしましょう。
損傷や劣化を防ぐためには、お湯で洗浄したり、炎天下の車内に置くのは避けましょう。マウスガードは熱で変形するので、劣化が早まります。
また、お口に食べかすや糖分が残ったまま使っていると、マウスガードに臭いが付いたり、むし歯や歯周病を生じるので、お口の中がきれいな状態で使用しましょう。
もしお口や顎に痛みや違和感がでてきた際は、使用を中止し、歯科医師の診察を受けてください。鹿児島 歯医者 スポーツマウスガードのお手入れ

●マウスガードは消耗品

ユニフォームやスポーツシューズなど、直接身に着けるさまざまなスポーツ用品と同じように、マウスガードも消耗品です。使用していくうちに劣化したり、体の成長によってサイズが合わなくなってきます。適正な状態で使えるように定期的なチェックと、必要に応じた再製・交換が必要です。

このように激しいスポーツに欠かせないマウスガードですが、使いやすいものを、正しく使うようにしましょう。また、歯や歯肉が健康な状態で装着することで、よりその外傷予防効果が得られます。歯科医院で口腔管理をするとともにマウスガードもチェックをしていきましょう。当医院でもマウスガードの製作をしています。必要な際はご連絡をお待ちしています。鹿児島 歯医者 スポーツマウスガードは消耗品

交通アクセス

住所:〒890-0055 鹿児島県鹿児島市上荒田町20-10


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