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口呼吸も歯並びに悪影響

口呼吸も歯並びに悪影響を与えることは、ご存知でしょうか?

鼻で呼吸しているつもりでも、無意識のうちに口呼吸をしている子どもがいます。鹿児島 歯医者 口呼吸も歯並びに悪影響

口呼吸がさまざまな病気の原因になり、歯並びも悪くしてゆきます。

どのような悪影響があるかをお話します。

舌の位置が不安定になります。

口呼吸をすると舌の位置が不安定になりやすいです。もちろん、舌の位置だけでなく、唇の閉鎖していないので、舌や頬がアンバランスになります。

口唇の筋肉低下が見られる場合があります。

先ほど、お伝えした事のように口呼吸が習慣化すると、常に口を開けているため口唇は閉じる力が弱くなり、舌が前に押し出されるようになります。

そのために口の周りの筋肉を口輪筋と言いますが、バランスが悪くなり歯並びが悪くなります。

顎の発育不良が口呼吸によって起こりやすいです。

口呼吸でいつもお口を開けている人は、お口の周囲の筋肉の働きが悪い場合が多く、顎の発育不良を起こしやすくなります。

不正咬合の種類にも、口呼吸は関係します。

口呼吸の時に舌がどこに向かって前に押し出されるかによって歯並びが変わる可能性があります。

舌が上の前歯を押し出す位置にあると上顎前突(出っ歯)下の前歯を押し出す位置にある傾向だと下顎前突(受け口)、上下の前歯の間を押しだすと位置にあると開咬と言われる前歯が噛まない状態になる傾向です。

狭窄歯列やV字歯列の歯並びへ口呼吸の影響でなります。

具体的には、舌が上顎に付かないと上顎の発育不良となります。

歯列は、舌と頬の筋肉の中間に存在します。頬の筋肉が相対的に、舌より強くなるので、歯列が内側に押されて狭窄歯列やV字型歯列になります。

ドライマウスになりやすいです。

お口を常に開けっ放しになるために、おくちの中が乾燥してドライマウスになりやすくなります。

その結果、唾液の量が相対的に減り、自浄作用がはたらきにくくなります。

唾液の免疫機能も低下して、歯に細菌が付着する量が増えて、口臭や虫歯や歯周病になりやすくなります。

アレルギー性鼻炎や免疫力の低下をし易いです。

鼻の機能は、呼吸だけをするだけではなく、空気中のカビやダニ、埃、細菌、ウィルスを排除する機能つまり、フィルター機能(扁桃腺がガードする)があります。鹿児島 歯医者 アレルギー性鼻炎や免疫力の低下をし易い

また、他には、外気を副鼻腔で温めて加湿して、喉の保護機能があります。

口呼吸をしてしまうと、上記の機能が働かないので、直接外気が喉に到達して、咳き込みを起こしたり、免疫力の低下、アレルギー性鼻炎、細菌性ウィルス性の疾患になりやすいです。

睡眠時無呼吸症候群になりやすいです。

就寝時に口呼吸をすると舌が喉の方に下がりやすくなります。気道を舌が塞ぎ、鼻からの空気の流れを遮断してします。

その結果、肺への十分な酸素が行かず、睡眠時無呼吸症候群になります。

集中力の低下が生じます。

口の呼吸は、鼻の呼吸に比較して、酸素の取り込み量が大変、少なく、脳へ十分は酸素が供給されないために集中力が低下してしまいます。

酸素が脳に行きにくいので、夜中の睡眠が浅くなります。結果、上記に述べた睡眠時無呼吸症候群との関連が強いです。

睡眠が浅いので、十分な睡眠がとれずに、昼間もうたた寝をしたりして、朝に寝起きが悪くなり、集中力も落ちる傾向となります。

口呼吸への対応は

乳歯期から唇をスプーンに持っていくようにし、食べ物は細かく切らず、前歯を使いかみ切って食べるなど、また、臼歯は、かみ砕く事によって食べる事になります。

唇や舌、頬を正しく使う事が大切です。

歯は、舌と唇、頬の力の釣り合い所で並びます。

鼻の病気で口呼吸になっていたら、早く耳鼻科の先生に診てもらいましょう。

唇や舌の正しい使い方(鍛錬)、歯並びに付いては、歯科医師に相談してください。

交通アクセス

住所:〒890-0055 鹿児島県鹿児島市上荒田町20-10


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