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口内炎ができるのはなぜ?

口内炎とは、口腔内の粘膜に起こる炎症の総称です。

口内炎の種類と原因

・アフタ性口内炎
最も多くみられる口内炎です。円形の白い潰瘍ができ、痛みや食べ物がしみるなどの症状がでます。原因ははっきりと分かっていませんが、免疫力の低下が大きな誘因と考えられて、栄養素の不足やストレス、寝不足などで生活習慣が悪くなるとできやすい状態になります。

・カタル性口内炎
赤く炎症したり水疱ができるなどの症状がでます。また、唾液に粘り気が出て口臭が発生することもあります。入れ歯や矯正器具の接触や噛んだことによる傷や、熱い食べ物や薬剤の刺激など、主に物理的刺激が原因となります。

・ウイルス性
水疱や赤い腫れ、白い苔のようなものが付着したりと症状は様々です。唾液の飛沫などで感染するヘルペスウイルスや、梅毒・クラミジアなどの性感染症、常在菌であるカンジダ菌などが原因となり発症することがあります。

・ニコチン性口内炎
粘膜に白斑ができ、飲食時にしみることなどの症状があります。ニコチン性口内炎はがんに進行する恐れがあります。喫煙習慣が原因ですが、ニコチンが直接的な原因かどうかははっきりしていません。たばこの煙に含まれる化学物質や熱気が刺激となり、また口腔内を乾燥させて口内炎ができやすい状態をつくります。

鹿児島 歯医者 口内炎の種類と原因

食事での対策

①偏りのない食事

原因は様々ですが、体調を崩すと口内炎ができやすくなります。よく噛んで栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

②刺激のある料理をさける

熱すぎる、冷たすぎる、すっぱい、辛い、濃いなど、刺激の強いものは口腔内の炎症によくないため、刺激の少ない料理をとるようにしましょう、

③ビタミンが不足しないように

・ビタミンB群
エネルギーの代謝に必要なビタミンで、ビタミンB群が不足すると十分なエネルギーが生成されず、疲労の原因につながります。特にB6には健康な歯や肌、髪の毛をつくる働き、ナイアシンには皮膚や粘膜の口腔維持を助ける働き、葉酸には口内炎を予防する働きがあると言われています。

・ビタミンA
目や皮膚の粘膜を健康に維持する働きや、正常な免疫機能を維持して抵抗力を高める働きがあるといわれています。

・ビタミンE
抗酸化作用を持ち、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける働きがあるといわれています。ヘルペス性口内炎の患部にビタミンEを塗布することにより、痛みが軽減されたという臨床報告もあります。

口内炎が長引く場合

2週間以上症状の改善が見られない場合、別の病気である可能性も考えられます。放置せずに早めのご来院をお願いします。

 

交通アクセス

住所:〒890-0055 鹿児島県鹿児島市上荒田町20-10


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