マイナンバーを保険証として使うには?
令和6年12月2日から保険証の発行が終了し、マイナンバーカードを保険証として利用する仕組みに移行します。令和6年12月2日時点で、お持ちの有効な保険証は最大で1年間使用することができます。(有効期限を過ぎた場合や、転居した場合は失効します。)
マイナ保険証とは
マイナンバーカードを保険証として使用することを、マイナ保険証といいます。
マイナンバーカードを保険証として利用する手順
①マイナンバーカードを作成する
・オンライン申請
マイナンバーカード総合サイトから、メールアドレスや顔写真など必要事項を記入して申請。
・近くの照明用写真機から申請
個人番号カード申請を選択し、お金を投入して交付申請書のQRコードをかざす。案内にそって、必要事項の入力や、顔写真の撮影をして申請。
・郵便で申請
交付申請書に、6ヶ月以内に撮影した顔写真を貼り付け、必要事項を記入し、郵送。
※交付申請書がない場合は、専用のページからダウンロードできます。(“マイナンバーカード 郵便”で検索)
②マイナンバーカードを保険証として登録する
・顔認証付きカードリーダーから申請
顔認証付きカードリーダーにマイナンバーカードを置き、顔認証または暗証番号で本人確認を行う。マイナンバーカードを保険証として登録するを選択。
・マイナポータルから申請
マイナポータルアプリをダウンロードし、アプリから申し込む。利用規定に同意し、暗証番号を入力する。スマートフォンにマイナンバーカードをぴったりと当て、読み取り開始ボタンを押す。
・セブン銀行のATMから申請
各種お手続き、マイナンバーカードの健康保険証利用の申し込みから、画面の案内に沿って申請。
③医療機関・薬局でマイナンバーカードを保険証として利用する
顔認証付きカードリーダーの読み取り口に、マイナンバーカードを置く。顔認証または暗証番号で本人確認を行う。画面の案内に従って、情報提供の可否を選択。
※マイナ受付のステッカーやポスターのある医療機関・薬局で利用することができます。
※注意点
4桁の暗証番号を連続して3回間違えると、パスワードにロックがかかります。回数のカウントは、日をまたいでもクリアされることはありません。パスワードにロックがかかった場合は、住民票がある市区町村の窓口でパスワードのロック解除の手続きを行う必要があります。利用者証明用電子証明書のパスワードまたは、署名用電子証明書のパスワードどちらかが有効な場合は、コンビニでパスワードの初期化を行うことで、パスワードのロックを解除することができます。
マイナ保険証のメリット
①情報共有がスムーズに行える
マイナ保険証利用時に情報提供に同意することで、服用しているお薬や、特定検診などの情報を医療機関に正確に伝達することができます。
②高額医療費の手続きが不要になる
限度額適用認定証を申請することなく、公的医療保険が適用される診療に対して、限度額を超える支払いが発生しなくなります。
③医療費控除が簡単にできる
マイナポータルからe-Taxに連携することで、確定申告の際に医療費のデータの自動入力が可能になります。
マイナ保険証がない場合
マイナンバーカードを所有していない場合や、健康保険証として登録していない場合は、保険証の発行元から資格確認証が交付されます。資格確認証には、氏名、生年月日、被保険者等記号・番号、保険者情報等が記載されており、資格確認証で引き続き保険診療を受けることができます。
参考記事
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08277.html
マイナポータル よくあるご質問「パスワードがロックしているため、パスワードを変更できませんでした。お住まいの市区町村の窓口でロック解除を行ってください。」というメッセージが表示されます。対処方法を教えてください。
https://faq.myna.go.jp/faq/show/2356?site_domain=default