明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。年もあけて外も凍えるような寒さになってきました
皆様いかがお過ごしでしょうかインフルエンザ等も流行り始めているので体調を崩さないように気をつけていきたいものです
当院も体調管理に気を付けてベストな状態で診療していけるよう、日頃からの管理をスタッフ一同頑張っていきます
本年もどうぞ宜しくお願い致します
さて皆様、年末年始はゆっくり過ごせたでしょうか
この時期になると、年越しそばやおせち、お餅など年末年始ならではの美味しい食べものが沢山あります
美味しいとついついたべすぎてしまいますよね
私も年末年始は祖母の家に帰りましたが、いつも以上に食べ過ぎてしまいました…
このように美味しい物を美味しくたべるには、、口腔の機能が大きく関わってきます
口腔の機能が落ちるとしっかり噛めなく食べれなかったり、最悪な場合死に至ることもあります高齢者がお餅をひっかけて窒息して死に至ったというニュースみたことありませんか? これも口腔機能の低下にともなって起こる一例です。
食べ物を美味しく食べれないということはとても辛いことですよね…このようなことを少しでも起こらないようにするためにも私たち医療従事者が口腔の機能についてしっかりした知識をもっていなくてはなりません。
そのため、先日「摂食・嚥下食支援研修会」というものに参加してきました
摂食 ・ 嚥下とは…食物を見て認識し、口に取り込んでから胃に至るまでの過程のこと。摂食嚥下の機能に異常があると誤嚥(食べ物が食道ではなく気管にはいること)をおこして肺炎になったり、上手に食塊を作ることが出来ず喉の奥につまって窒息したりということが起きる。摂食 嚥下の流れは下記のように、5期に分かれ成り立っている。
私も学生時代に、摂食嚥下のことについて授業で学んでいたので知っていることもありましたが、知らない事も多くありこのセミナーを通して摂食嚥下のことについてより深く知ることができました
このセミナーで学んだことを少しだけ皆様に紹介します
摂食嚥下障害の一つに、先ほども言ったように 『誤嚥』 があります。誤嚥すると、誤嚥したものを出そうとして むせ が起こります。皆さんも、あせってご飯を食べていて気管に入ってしまってむせるという経験ありませんか。この むせ が誤嚥しているという1つの判断材料になります。
しかし、恐ろしいことに むせが起こらない誤嚥 もあります。それを 『不顕性誤嚥』 といいます。これは、食物や唾液を誤嚥してもむせが起こらないことです。 「むせていない」 =「誤嚥していない。大丈夫」 ということではないということです。 不顕性誤嚥のことを知っていなければ誤嚥しているのに気付かず、そのまま放置して肺炎をおこしてしまうということにつながってしまいます。
誤嚥性肺炎を心配する症状としては…
☆咳や熱、痰が出ると言った症状 ☆ 食欲がない ☆意識障害がでてくる ☆普段と何となく様子がおかしい ☆ 体重がご飯は食べているはずなのに減っている などの症状があり、これらの症状が見られた時は むせ がなくても不顕性誤嚥をおこして肺炎になっているのではないかと考えることが必要です。
特に高齢者は若い頃と比べて摂食嚥下機能が落ちてくるので、誤嚥からの肺炎が起きやすいです当院でも訪問診療にいかせて頂いていますが、普段の様子をしっかり観察して、普段と様子ちがったり少しの異常にも早く気付けるようにしていかなければならないなと改めて考えさせられました
総合歯科センター永田デンタルクリニックではこの様にセミナー等に積極的に参加し、皆様に良い医療を提供できるよう取り組んでいます何か分からないこと、気になることがありましたら気軽にお声かけください。
総合歯科センター永田デンタルクリニック
歯科衛生士 S ・ M