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歯の痛みの診断

こんにちは、
今日は歯の痛みに関してお話をしたいです。
まず患者さんは痛いと言ってますが本当に痛いのかわかりませんので客観的な方法をとる必要があります。
例えば歯を軽くトントンとする打診、他にお水をかける冷水痛があるかどうかそのあたりも充分見てから診断をして行く必要があります。
他にレントゲンという診断も非常に重要ですが場合によって画像が読み取りにくかったり画像が本当の状態を反映してなかったりすることは多いです。その辺りを鑑みて口の中を拝見したり先ほどの客観的な方法を加えて総合的に判断する必要があります。その結果診断は痛いと言われてもそれの原因が虫歯、歯の亀裂、歯周病などが考えられます。
その中で適切な病名をつけて処置をして行く必要があります。
はっきりした診断ができそれに応じて処置をしていく事がベストですが、往々にしてはっきり診断ができない場合があります。その場合は消去法で診断して行き処置をして行く必要があります。例えばレントゲン写真や先ほどの客観的な方法をとってもはっきりとした明確な診断ができない場合は可能性がある病名を考えてまた可逆的な処置とを優先します。まず患者さんにお話をして行きます。
投薬して、そして経過を見る場合などがそれに該当します。そしてその処置が適正であったかは後日また来院されてその状況を患者さんにお聞きして診査診断が正しかったかを再度確認する必要があります。もちろんその時点でうまく症状が改善しない場合は再度先ほどの消去法を使って次に疑われる病名をつけ処置をして行く必要性があります。

院長

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