歯の着色気になりませんか?
皆さん歯に付く着色って気になりますよね。その着色には種類があるのを知っていますか?今回は着色について少しでも知ってもらいたいです!
着色について
歯の着色には、内因性と外因性のものがあります。外因性のものは歯冠部の歯面研磨やスケーリングなどで除去可能なものが多いですが、内因性のものは歯面研磨などでは除去ができません。
内因性変色
全身性、局所的原因によって変色するもので、次の原因があります。
◎歯の形成期に生じる原因
⑴薬剤による変色
テトラサイクリン
黄色、褐色、灰色
歯のフッ素症
白濁または白斑
⑵全身疾患による変色
ボルフィリン症
ピンク色、灰褐色
胎児性赤芽球省(新生児メレナ)
青紫色、褐色
高ビリルビン血症
緑色、青色、赤色、紫色、黄色
⑶その他
・エナメル質形成不全:エナメル質が非常に薄いため、象牙質が透けて黄色や灰褐色になります
・象牙質形成不全:象牙質の構造が異常で、透明度の高い褐色や青灰色になります
・歯の神経が壊死するこどでの変色
・歯科材料による変色
・加齢による変色

外因性着色
⑴非金属性着色物
・飲食物による着色:コーヒー、茶、ワインなどの飲食物に含まれる色素成分が直接、ペリクルを介して歯面に付着をします。

禁煙による着色
タバコのタール産物が歯面に着色して起こります。褐色ないし黒色で、歯の舌側にあたり一面に広がっていることが多いです。着色の程度は喫煙量と必ずしも一致はしません。一般に喫煙者では下の前歯の裏側への色素沈着が著しいです。
洗口剤による着色
洗口剤に含まれるクロルヘキシジンの長期使用が認められ、陽イオン性防腐剤と金属製による化学反応が原因ではないかと考えられています。
細菌由来の着色
子どもの上の前歯の表面によくみられる細菌由来の色素で、歯垢の付いているところに良く見られます。歯磨きがちゃんとできていなくて磨き残しが多いと緑色、橙色の着色がみられ、歯磨きがしっかりとできていれば黒色や、茶色の着色がみられます。
乾燥
口呼吸などで歯の表面が乾くと、汚れが固着しやすくなります。
⑵金属製の着色沈着物
工場などでの重金属の有害な化学物質に身体がさらされて、金属塩を含む薬物の経口服用によって起こります。黒色はマンガンや水銀によって、黒緑色は銀によって、緑色は銅やニッケルによって起こります。鉄はお茶などに含まれるタンニン酸で還元されて黒色になります。>/p?
自分で行える予防方法
ホワイトニング歯磨き粉
「ポリエチレングリコール}や「ポリリン酸ナトリウム」配合のもの、または研磨剤配合のものはステインを浮かせて落とす効果があります。
飲食後のすすぎ
着色しやすいものを飲んだ直後に水でゆすぐだけでも、定着を大幅に防ぐことができます。

電動歯ブラシの活用
効率的に汚れを落とせますが、研磨剤の使い過ぎや使い方を間違えてしまうと、歯の表面のエナメル質が削れ過ぎてしまうことがあります。メーカーによっても使い方は変わるのでよく注意事項を読んでからご使用ください。
歯医者さんでの専門的なケア
確実に白くしたいときは、プロの処置が最も有効的です!
クリーニング(PMTC)
歯石やステインを専用の機器で除去をします。
ホワイトニング
薬剤を使用して歯そのものを白くしていきます。オフィスホワイトニング、ホームホワイトニングの2種類が歯科医院にはあります。

ホワイトニングの種類
オフィスホワイトニング
歯科医院で高濃度の薬剤(過酸化水素など)を塗布し、光を照射して短期間で白くします。1回の施術でも効果を得られやすいです。
ホームホワイトニング
歯科医院で作成されたマウスピースに低濃度のジェルを入れ、自宅で数時間装着して白くします。
注意点
知覚過敏になったり、15歳未満、妊娠心中、授乳中の方はできなかったりします。