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歯ブラシのお手入れ、保管方法について

口の中には約1000~2000億個、多い人で1兆もの細菌がいるといわれています。
その細菌の中には、カンジダ菌や黄色ブドウ球菌、肺炎桿菌など増殖すると病気を引き起こす可能性がある菌も含まれています。もともと菌がいる口の中ですが、誤った方法で保管された歯ブラシを使用することにより菌を増やしてしまう恐れがあります。
菌が増えると虫歯や歯周病、口臭だけでなく、菌が全身に運ばれることで様々な体調不良を起こしかねません。

細菌が増える要因

  • 洗浄不足
  • 乾燥していない
  • 同じ歯ブラシを使い続けている
  • 歯ブラシを共有している
  • 複数人の歯ブラシを1つのコップで保管している

鹿児島 歯医者 細菌が増える要因

 

歯ブラシのお手入れ方法

しっかり洗浄する

①角度を変えながら流水で洗う
②食べかすが残らないように根元からやさしくもみ洗いする

乾燥させる

①水けをしっかりきる
②歯ブラシの毛先を上にした状態で立てて、風通しの良い場所で保管する

定期的に歯ブラシを交換する(交換目安)

・歯ブラシが汚れている
・毛先が曲がっている、広がっている
・綺麗な状態でも1ヶ月に1回

歯ブラシの毛が整っていない状態では弾力がなく、十分に汚れを除去できません。
また1ヶ月も経っていないうちに毛先が広がる場合は、歯磨きをする際に力を入れすぎている可能性があります。強い力での歯磨きは、歯や歯茎を傷つけて水がしみたり、歯茎から出血する可能性があります。
歯ブラシは毛が密集していて雑菌が繁殖しやすい状態にあるので、綺麗に見えても定期的に交換しましょう。交換時期を忘れないために、“毎月1日に交換する”などルールを決めておくことをおすすめします。

歯ブラシ同士が接触しないように保管する

歯ブラシを共有したり、他の人の歯ブラシが接触していると、お互いの口の中にいた細菌が移る可能性があります。
乾燥した状態でカバーをつけたり、接触しないようなスタンドに立てて保管しましょう。

保管に適さない場所

風通しの悪い場所とは具体的に下記のような所です。
その場合、乾燥してから保管するようにしましょう。

・扉の閉まった棚の中
・歯ブラシにキャップをつけている
・歯ブラシケースに入れている

学校や職場など歯ブラシをすぐにしまう必要がある場合があります。その場合でもティッシュで水分をふき取り、メッシュ素材のケースに収納するなど工夫することができます。プラスチックの歯ブラシケースは特に通気性が悪く、菌が繁殖しやすいので気をつけましょう。
また、歯間ブラシやデンタルフロスも菌が繁殖します。同様の取り扱いで保管、交換してください。

 

交通アクセス

住所:〒890-0055 鹿児島県鹿児島市上荒田町20-10


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  • 市電たばこ産業前、市電中洲通りから 徒歩3分
  • JR鹿児島中央駅から、徒歩15分、タクシー5分