歯ブラシの選び方
皆さん歯ブラシを購入するときあまり深く考えずに購入していませんか?自分に合わない歯ブラシを使用すると歯を磨いているのにプラークの除去効率が悪くせっかく歯を磨いているのに意味がなくなってしまいます。それは勿体ない!!!今回は歯ブラシの選び方について参考になれれば幸いです。
1 手用歯ブラシ
歯ブラシは口腔内を清掃するために最も一般的で重要なものです。そのため、現代社会では多種多様な歯ブラシが売られていてどれがいいのか迷ってしまい最終的には一番売れている歯ブラシを購入してしまうなどよくある話です。しかし、口腔内の状態は、年齢、疾患の種類、歯の形態や歯列の状態により千差万別であるため、すべての人に合う歯ブラシはありません。
歯ブラシの品質は「家庭用品品質表示法」により規定されていて、これに基づく内容(柄の材質、毛の材質、毛の硬さ、耐熱温度、表示した者の氏名、名称もしくは商標および住所または承認番号について表示することが義務づけられています。
⑴歯ブラシの選択基準
歯ブラシは、刷毛部(ヘッド)、頸部(ネック)、握柄部(ハンドル)から構成をされています。最近の歯ブラシに使用されている毛の材質は、ほとんどがナイロン毛ですが、天然毛(豚毛、狸毛)などのものもあります。毛の硬さは、「やわらかめ」「ふつう」「かため」に分類されます。
歯ブラシの選択基準
①年齢に応じた形や大きさ
②刷毛は乾燥しやすく、適当な強度と弾性をもつもの
③刷毛が歯面および歯間部に到達するもの
④刷毛部はストレート型
⑤刷毛部の幅は10ミリ以下、長さは30ミリ以下が望ましい
⑥握柄部は変形、変質しないで握りやすいもの
⑦歯質を傷つけないもの

★上記に記した選択基準が必ずしも全員のお口の中に合うものとは限りません。自分に合った歯ブラシを使うことで虫歯や歯周予防にもなります!自分に合う歯ブラシを知りたい、予防について知りたい、そんな方はご相談だけでも来院下さい。
歯ブラシの選び方、予防について詳しい対応方法等は、「予防の詳細・流れページ」
⑵歯ブラシの交換時期
歯ブラシは1か月を目安に交換をして下さい。毛先が広がったり、摩耗したものでは、毛先が歯面に適切に当たらないため、プラーク除去の効率が悪くなります。刷毛部の後ろから毛先が見える状態になったら、交換が必要です。
2 電動歯ブラシ
電動歯ブラシは、刷毛部が自動的に動作するので、細かい操作の必要性が少なくなります。このため、電動歯ブラシをおすすめする方は手指機能に障害のある方や高齢者、介護者の方によくおすすめをします。
電動歯ブラシの利点としては「短時間で手用歯ブラシの同程度のプラーク除去効果が得られる」「歯磨き操作が簡単」「疲労が少ない」「個人の技術による清掃操作の効果の差が少ない」などが挙げられます。
欠点としては「本体が大きくて重い」「高価」「不適切な使用方法では、十分なプラーク除去効果が得られない」「不適切な使用方法によって、歯肉に損傷が起きたり知覚過敏の原因になる」などが挙げられます。
⑴電動歯ブラシの種類
刷毛部の大きさは一般的に手用歯ブラシよりも小さめで、毛の硬さはやわらかめのものが多いです。刷毛部の形態は、手用歯ブラシの型が一般的ですが、円型や小歯ブラシ型もあります。主な運動様式は2種類あります。
①刷毛部が往復運動、回転運動、またはこれらを組み合わせた運動
②刷毛部が振動運動するもの:音波歯ブラシ、超音波歯ブラシ
⑵電動歯ブラシの使用方法および注意点
①歯磨剤は少量にしする。飛散するため
②電動歯ブラシの刷毛部を口腔内に入れてからスイッチを入れる
③使用中は握柄部をしっかりと握って、軽い圧を加えながらゆっくりと移動をする
④歯列の状態、歯の形態、歯肉の状態に合わせて圧力や当てる方向を変える。介護者が行う場合は、電動歯ブラシが唇や歯にあたると、振動が響いて不快感が生じることがあるため、使用時に注意する必要がある
※商品によっては注意事項が異なることがあるため、商品についている取り扱い説明書や注意事項をしっかりと確認することが一番大切になります。