摂食嚥下障害について(食事中にむせる方、せき込み方)
歯科永田デンタルクリニックの院長の永田です。
4月も終わりにさしかかり、5月のゴールデンウィークも近づきました。穏やか日々が続いています。
さて、先週に歯科永田デンタルクリニックの近所の有料老人ホームでお話をさせていただく機会がありました。
今、日本人の死亡のトップは確かに癌ですが。2位が心疾患(心筋梗塞)、3位が実は、脳梗塞でなく、肺炎です。
みなさんの周りの方、特に65歳以上の高齢者の食事風景をよくご覧になれたことはありませんか?
その方々が食事中に、むせる事、せき込む事を見ることがありませんでしたか?
なんだ、むせるぐらいと思われるかもしれませんが、実は、誤嚥の危険度が上がっているのです。
認識していない方が多いです。もちろん、高齢者本人もですが、周りの家族も見落としがちです。
たまにむせる事、せき込む事は一連の口で咀嚼して食べ物を喉に送り込み、そして喉から食道という流れの機能低下 つまり、摂食嚥下機能低下をしていることを指します。
放置していると、たまにむせる、せき込みが、常にむせる、せき込みに悪化して食事がスムーズに出来ずに、体力低下、脱水をおこして仕舞には、肺炎を起こして、死亡することになります。
では、どうしたら良いかと言いますと、まずは、食事中にむせる、せき込みがあれば、早々に摂食嚥下リハビリの治療を行う歯科の医療機関へ相談をしてほしいです。適切は診察、診断を行い治療を行うと改善してくる場合が多いです。
もちろん、永田デンタルクリニックで診察、診断、治療は行っています。
次回は、摂食嚥下障害の診察、診断 治療にお話しをする予定です、お楽しみに