TEK TEK 。
皆さんこんにちは
梅雨も明けてお盆休みも終わりゆっくり過ごせたでしょうか?暑い日もまだまだ続いていますが熱中症などに気を付けて過ごしていきたいものですよね( ;∀;)
さて、この前姶良で研修会があり歯科技工士の方にTEKの作成について教えて頂きました
当院でやっているやり方とはまた違うやり方を教えて頂き作成しました。実際にTEKを作成すると、圧接の仕方や形態の修正や研磨など今まで歯科医院で作成していたやり方と異なる部分もあり多くの事を学ばせて頂きました講和などで話を聞くのと実際に自分で作成するのは全然違ったので、当院でTEKを作成する際に今回の研修会で学んだことを取り入れていきたいです
TEKって皆さん耳にしたことはありますか?後に最終的な被せ物をするために、削った歯にプラスチックで作った仮の歯を暫定的に入れるものです。
このTEKを作る目的はいくつかあります
1、審美面
歯の形態を被せ物がはいりやすいように削り元の形態が失われるのでそのままでは見た目も悪くなります。
2、歯の移動を防ぐ
隣り合う歯、噛みあう歯と接触して歯は今の位置を保っているので歯が移動するのを防ぐ役目もあります。
3、外部の刺激から歯を守る
治療中の歯はある意味むき出しの状態です。温熱の刺激や歯ブラシなどの機械的刺激も直接受けてしまい、口腔内の細菌に侵されるのを防ぐことができます。
4、咀嚼能力の低下の防止
5、形成後の歯肉の安定
歯を歯肉縁下まで削ることになるので歯肉を傷つけることになります。形成後、傷つけた歯肉の位置までTEKを被せてお くと歯肉がきれいに治ってきます。
TEKには上記のような口腔内の変化を抑止する働きがあります。
しかし、TEKは長期間使用できるわけではありません。一時的に見た目や咀嚼の手助けなどしてくれますが、それが治療のゴールではありません。仕事や予定で忙しさに追われTEKが入ったからと言ってしばらく受診しなくなると再び虫歯などが進行し、悪循環になっていきます。安心しきらず必ず通院し、今の良い状態を長く持たせられるように頑張っていきましょう
何かわからないことや気になることがありましたら遠慮なくご連絡ください
総合歯科センター永田デンタルクリニック
歯科衛生士 C ・ Y