顎関節症
こんにちは7月になり暑さも厳しくなってきました
皆さんいかがお過ごしでしょうか? 他県では気温が40℃を超える所も何か所か出てきており、
熱中症も多発してきています
鹿児島もとても暑い日が続いていますので、水分補給や適度な休憩を取るなど工夫を行っていきましょう
自分の体が『夏バテ』してしまうと、体力的にも精神的にも辛いですよね…
やらなきゃ!と分かっていても動けなかったり、何もかもが面倒臭くなって気付かないうちにストレスを感じるようになってしまったり…
私たちは、日々診療を行っていますが、ここ最近「顎が痛い…」「顎の関節から音が鳴る…」
などの症状を訴える患者様が増えている気がします
俗にいう『顎関節症』です。顎関節症の原因は色々ありますが、実は『ストレス』も
大きく関係するんです
顎関節とストレスの関係
顎関節症の方は、仕事や家庭のことなどの何かしらから精神的ストレスを受けている場合が多いことが 分かっています。
そして精神的ストレスが増えることで『歯ぎしりや食いしばり』をするようになったり、頻度が増えたりします。歯ぎしりや食いしばりが100%悪いということではありません。脳が無意識に発散しようとして出てくる行動で、ストレスの軽減に繋がるからです。しかし、歯科的に考えてみると、歯ぎしりや食いしばりを日常的に行うようになると歯にストレスがかかるのはもちろん、顎の骨や関節にも大きなストレスがかかり、痛みや違和感を感じてしまいます。
このように 顎関節症とストレスは大きく繋がっています。気分転換する、体がきついと感じたら休憩するなどストレスを少しでも軽減できるようコントロールしていくことがとても重要です
…そうは言っても忙しいし、ストレスを上手にコントロールなんて…と感じている人もいらっしゃると思います。 そのような場合のために、歯科的にも顎関節症に対応した処置があります
顎関節症の治療
① プレート(マウスピース / ナイトガード)治療
→プレートを使用することで、歯や顎の関節や筋肉にかかる負荷から守る効果があります。 人のかむ力は体重と同じくらいといわれています。それだけかかる負荷を、プレートを使用することで 分散します。そして、一時的に(装着している間のみ)その人にとって安定して噛み合う位置に誘導して、 顎や筋肉へのストレスを減らすという効果もあります。
② 矯正治療
→ 顎関節症の原因として、不正咬合(正常な位置で噛み合っていない状態)も大きな原因の一つです。 不正咬合からくる顎関節症の場合はプレートを使用して 状態が良くなったとしても、 それは一時的なものに過ぎません。このような場合は矯正を行って正しく噛み合う位置に歯列を 並びかえなければ根本的な解決は見られません。
このように、総合歯科センター永田デンタルクリニックでは その人の症状やお口の中の
状態に合わせて顎関節症を改善するための治療も行っています
最近、顎の調子が気になるという方は是非、院長初めスタッフ
にお声かけ下さい
これからも暑い日は続きますが体調を崩さないように頑張っていきましょう
総合歯科センター永田デンタルクリニック
歯科衛生士 S・M