本来の予防歯科
院長の永田でございます。夏が到来しましたが、早、お盆も過ぎました。まだ、残暑で、クーラーのスイッチに手が伸びてしまいます。
テレビのCMでもおなじみになりました予防歯科という言葉についてお話をしたいとおもいます。
歯科の二大疾患は、虫歯と歯周病です。この病気でほとんどの方が歯を失います。
予防歯科はこれらの病気に未然にならないようにする処置方法です。
概念としては、素晴らしい事です。総合歯科センター永田デンタルクリニックも予防歯科を開業当初20年前より実践しております。
予防歯科を行う事により、従来の歯科治療である対処療法のみ(削って詰めたり、冠をかぶせる)より、
晩年、ご自分の歯をはるかに抜歯する事が少なくなります。、食事が楽しく召し上がれ、医学的見地からも、食材を口で咀嚼でき、栄養を取れます。これにより、体力維持ができ、長生きできる事につながります。
でも、予防歯科は概念は良いのですが、実際、歯医者さんによって、実践している予防歯科の治療内容に非常にばらつきがあります。
たとえば、歯磨きを適切にできるまで、衛生士がしっかり、時間をお取りしておこなっているかです。
総合歯科センター永田デンタルクリニックでは、予防プログラムとして、1回1時間で4回、計4時間頂き、お口のケアの方法を指導させて頂いています。治療の合間に5分ほど行っている歯科医院が多いようですが。これでは、患者さんが本当にお口のケアができ、疑問点もない状況でしょうか?また、冠も適合が悪いと手入れができずに、歯周病や虫歯が再発してきます。これも予防歯科を行っている医院で差があります。念のために写真不適合な冠をいれたために虫歯になった状態を載せておきます。
本来の予防歯科を行うことは、患者さんのためになるいう事で今日のお話を終わりにします。